だきしめたい。 9・・・・・from「だきしめたい。」 |
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……へえ、あの子、立ち直っちゃったのか。 思ったよりやるね、彼らも。 少し見くびりすぎていたかな。 まあ、それくらい手強くないと、それはそれで困るけどね。 ああ、いい。彼はもう呼ばなくて。 その手はもう使えそうにないから。 俺が直接出るとするよ。 うん? ……そう、興味がわいてきた、というところ、かな。 これだけ潰されてもへこたれない、 雑草みたいなその子に敬意を表して、ね。 * 「初めまして。いつも弟がお世話になっています」 自分の第一声に彼女が反応を返してくるまで、手塚慧はたっぷり十秒あまり待った。 |
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fin. |