プロローグ

・・・・・from「ギモンケイの二人」

 郁、柴崎、手塚の同期三人組が、無事に士長昇任試験に合格した。

 当人たち。
「おおお、終わったぁー! 打ち上げしよう!」
「打ち上げっていうかー、自分の試験もあるのに手伝ってあげたあたしをねぎらってほしいし?」
「もちろん! ありがと柴崎!」
「……わかったよ、俺がお前の分もてばいいんだろ」

 上官たち。
「ねぎらってやらんといかんだろうな。二人とも苦労してたし」
「はんちょーは片方だけ面倒見過ぎてたけどねー。手塚がすねちゃうよ?」
「何言ってんだ! 手塚は俺たちの助けなんかいらなかっただけだろう」
「別の助けがあったみたいだけどねー。俺達、そんなに頼りがいのない上官なのかなあ?」
「……何笑ってんだ?」

 再び、当人たち。
「あ! 堂上教官たちにもお礼しなくちゃ!」
「それはそうだな。きっと心配かけただろうし」
「はいはーい、あたしも入れてー」
「……あんた、関係ないじゃん……」

 とかなんとか。おのおのの思惑が重なった結果、
 おごりおごられるの関係が見事に相殺されて堂上班+柴崎のただの飲み会となった。

 そんな夜の4コマ。



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